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ひび割れ浸透接着工法

浸透性エポキシ樹脂接着剤「アルファテック 380」または「アルファテック 388」をひび割れに繰り返し塗布することで、
毛細管現象によってひび割れ内部にまで浸透します。

特徴

優れた浸透性:0.8 ㎜以下の微細なひび割れに対し優れた浸透性能を示します。
高い接着性 :高い接着性 乾燥面はもとより湿潤したコンクリート等に優れた接着性能を示します。
優れた耐久性:高い接着・引張・曲げ強度を示し、耐久性に優れます。
高い安全性 : 日本水道協会規格「JWWA K 143」の基準を満たし、水道管内部にも塗布が可能です。
低収縮性  :揮発物を含みませんので硬化収縮がほとんどありません

用 途
●コンクリート構造物のマイクロクラックを含む 0.8 ㎜以下のひび割れの浸透接着
●コンクリート保護工、防水工の下地処理
●セメントモルタルやレジンモルタルのタックコート

適用範囲
●「アルファテック 380」:マイクロクラック~0.5 ㎜程度のひび割れ
●「アルファテック 388」:マイクロクラック(0.05 ㎜以上) ~0.8 ㎜程度のひび割れ
●気中・湿潤面で施工可能
●雨天時に施工面に雨が掛かる場合、ひび割れ内部が水没及び 水の流れがある場合は適用不可

 

使用方法

①ひび割れ調査・マーキング ひび割れの状態・幅・長さを確認し、マーキングを行う。
②ひび割れ清掃 ダスター刷毛、エアスプレー等でひび割れを清掃する。 (降雨時及びひび割れ内に滞留水がある時の施工は不可)
③エポキシ樹脂の計量・混合 主剤・硬化剤を 2:1(容量比)で計量し空気の巻き込みに 注意し充分に攪拌、混合する。 (一度に混合する量は可使時間内に使い切れる量とする)
④ひび割れへの塗布・充填・液寄せ ひび割れへの浸透を目視確認しながらローラー、刷毛等を 用い、塗布→液寄せ→再塗布を材料の可使時間内に繰り返す。
⑤硬化養生 施工後、1 時間程度は雨水に洗い流されないように養生。

施工手順
●施工面の粉塵、油分等を除去してください。
●主剤・硬化剤を 2:1(重量比)で計量し、空気の巻き込み に注意したうえ十分に攪拌してください。
●一度に混合する量は可使時間内に使い切れる量として ください。
●S、W の使い分けの温度目安は 【S:15℃以上 W:5~20℃】です。